
日本の経済停滞が停滞していく中で、
大企業であっても昔よりも倒産危機を
迎えるリスクが非常に高まっています。
従業員の場合、自分の会社の経営が
うまくいっているかは分かりづらいですが、
もし、危ないかどうかを知れるのでしたら、
出来れば知っておきたいところ。
そこで、今回は経営が危ない会社の特徴と、
それを見分ける方法についてみていきましょう。
経営が危ない会社の特徴
特徴1:部内の上層部から辞めていく
部内の上層部やエースと呼ばれている優秀な社員は
他の社員よりも情報を仕入れるのが早いです。
そして、自社の経営が危ないというのが分かっているため、
問題が表面化して、会社の価値が下がってしまう前に、
より良い条件を見つけて真っ先に辞めていきます。
こういった人達が次々と辞めていき始めたら、
会社の経営が危ぶまれていると考えた方が良いです。
また、一つの目安になるのが経理部長の動向です。
経理は会社の財務状況を知り尽くしているので、
倒産する場合は、いつ倒産するのかも把握しています。
会社の経理は基本的に最後まで残るのが普通ですが、
もし、見切りをつけて辞めてしまった場合は見込みが薄いと
疑った方が良いでしょう。
特徴2:給与や経費の支払いが遅れがちになる
給与や経費など、本来期日に支払われるべき金銭が遅延するということは、
手元にお金がなく資金繰りに喘いでいることの現れです。
良くある例としては、給与の半分だけを支払って、
来月もまた半分だけを支払うというもの。
この繰り返しが始まったら、3ヵ月から半年以内には
倒産の危険性があると疑った方が良いでしょう。
特徴3:希望退職を募っている
最近、倒産危機を囁かれるような会社で多いのが、
希望退職を募るケースです。
希望退職というと響きは易しそうに聞こえますが、
多くの場合、会社は辞めさせたくない社員と
辞めてもらいたい社員とを区別していますので、
実質としてはいらない社員を排除するためのリストラ策です。
リストラという苦肉の策をしてでも会社の経費を
抜本的に削りたい意思の表れですので、
会社の財務状態が悪化していると考えられます。
希望退職をするのであれば、必ず次のあてを決めてから、
退職するようにした方が良いでしょう。
大企業でもリストラが進行していく!?
日本経済はこれから衰退期に入っていきますので、
今後は、中小企業に限らず大企業でも潰れてしまったり
大きなリストラ策を敢行するということが増えてくると予想されます。
シャープなどが有名ですが、今まで日本を代表する企業だったとしても、
数年ほどの大幅赤字で倒産の危機を迎えることも現実に起こりえます。
関連記事:シャープが3000人規模のリストラ策を敢行。倒産時期はいつ!?
ただ、こうした中でも
「自分の会社は大丈夫」だと思っている人は意外と多いです。
JALが経営破綻した際の話を聞いたことがあるのですが、
内部の人間は会社が破たんする直前までは、
まさか自分の会社が潰れるわけがないと思って、
危機感すら感じていなかったそうです。
そして、いざ破綻して、自分がリストラされたときに、
初めて自分の直面している危機的な状況に焦り始めて
途方に暮れてしまうといったが起きたようです。
こうしたことは、今の日本社会では決して他人ごとではなく、
「自分だけは大丈夫」と会社の安全神話を信じていると
近い将来に経済的に不幸な目に合うことはかなり高いでしょう。
ですので、今の内から将来の自分のために
しっかりと万が一の準備を備えていくことが
非常に大切になってきます。
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