
近年、情報漏れの問題やデータの紛失問題など
たびたび話題になるのが年金問題。
ただ、サラリーマンの場合は、年金などの社会保険料は
給料から自動的に天引きされるので、よく分かっていないという人も多いです。
そこで、今回はサラリーマンが自動的に入ることになる
厚生年金が国民年金とどのように違うかを知っていきましょう。
国民年金と厚生年金
年金には国民年金と厚生年金があり、
一般的に自営業は国民年金、会社員は厚生年金となります。
厚生年金は国民年金の上乗せ年金とも言われ、
国民年金に上乗せして、さらに支給されるものです。
例えていうならば、
自営業者が加入する国民年金は1階建ての年金、
サラリーマンが加入する厚生年金は1階の国民年金部分と
2階の厚生年金部分の2階建ての年金になっているというわけです。
厚生年金加入者の場合、保険料の一部は自動的に国民年金にも
支払われていますので、国民年金にも自動的に加入していることになります。
しかも、2階部分となっている厚生年金部分の保険料は
会社が半額を負担してくれるため、年金としてもらえる金額に対して、
自己負担が少なくて済み、国民年金加入者よりもお得になっています。
また、サラリーマンの給料から天引きされる社会保険料とは
年金保険料+健康保険料のことを表しています。
年金はどれくらいもらえるの!?
国民年金と厚生年金の違いが分かったところで、
次に、それぞれの年金でどれくらいの金額がもらえるかを見ていきましょう。
国民年金
国民年金の受給者の平均額は月額5万4544円となっています。
厚生年金
厚生年金は平均給与や加入期間によって変わるため、
男女によって受給額に大きな差があり、
男性の平均が月額16万6418円、女性の平均が月額10万2086円です。
※この数字は厚生年金受給者の受給金額ということで、
例えば、男性の月額16万円という数字は国民年金部分(1階)が約6万円、
厚生年金部分(2階)が10万円といったものになります。
※また、年金は国民年金部分(1階)を25年分以上
納付してなければ受給資格自体がなくなりますので注意が必要です。
年金受給額はどんどん減っていく
これからの世代にとって気になるのが、
自分が年金をもらえるときにいくらもらえるのかということ。
ただ、残念なことに年金の受給額は年々減少しています。
こちらは厚生年金の平均受給額の推移ですが、
年々右肩下がりに減少しています。
また、この傾向は今後も少子高齢化がより進んでいくため、
年金受給額の減少はさらに続いていくと考えられます。
さらに、年金受給額の減少だけにとどまらず、
年金受給年齢も現在の65歳から間違いなく上がることになるため、
40年間年金をおさめても、70歳から月に10万円ほどしかもらえない
社会もそう遠くはないと予想されます。
こうした社会状況の中で、不平不満を言っているだけでは、
ただ、沈没する船の上で叫んでいるだけと変わらないです。
こうした中でも経済的、精神的に安定して生き残っていくためには
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