
有給休暇をとろうとしても、
取りづらい雰囲気で、なかなか言い出すことが出来ず
完全に消化できていない人も多いかと思います。
ただ、この申請しづらい有給休暇取得の
義務化が法律で決まるかもしれないとのことです。
今回はこの有給休暇義務化法案について、
少し調べてみました。
有給休暇が義務化される!?
厚生労働省は、企業に対して従業員の年5日分の
有給休暇取得を義務付ける報告書をまとめており、
2016年春に法案が施行される可能性が出てきています。
この改正により、これまでは有給休暇は従業員が自分から
休みたい日時を指定して調整をする形であったものが、
会社側から年5日分の有給休暇を促す義務が生じるようになります。
有給取得の一部を義務化することにより、
会社の雰囲気からなかなか有給の申し出がしづらく、
有給が全く消化できないという事態を解消し、
有給休暇の消費を促すのがこの改正の狙いです。
申請のしづらい有給休暇を義務化するということで
有給が全く取れなかった職場では朗報ですね。
日本の会社の有給は平均で18.5日ありますが、
実際には平均で9日しか消化できておらず、
病気などのやむを得ない理由以外では、
有給が取れないといった企業も少なくはないです。
この法案が施工されることで、こういった会社でも
心置きなく休みを楽しめる有給を取得することができるようになります。
ただ、ネット上ではこの制度が実際には
うまく働かないのではと懸念している意見も多いです。
・人増えて仕事の量減らない限り、有給取っても別な日の労働時間増やして埋めるしかないだよね・・・
・有給取得義務付け云々見たけど、「お前今日休みだからな」でサービス出勤させられる人出るんだろうなぁ…もちろんタイムカードは押させない
・ただ結局有給って形にはするけど家で仕事してるだけってなるだけって専門家も見てる。
この制度が施行された場合、
有給の取得が出来ていない企業には罰則もありますが、
こういった法をうまく掻い潜ってくる企業が増えるだけとの声も多いです。
特に今の日本はブラック企業が7割以上を越えていると言われており、
そういったブラック企業でもしっかりとした改善がみられるかが
本当の意味で重要になってきますね。
日本はどんどんブラック化している!?
ブラック企業の名前が市民権を得て久しいですが、
これからの日本はさらにブラック企業化していくと言われています。
何故かというと、今後も長く続いていく不況の中では、
会社が生き残るうえでは従業員を今以上に酷使する必要があるからです。
不況が続く中でも自社の業績を保つためには、
従業員を低賃金で長時間酷使するのが
企業としては当然の選択となってしまいます。
こちらのグラフを見て頂ければ分かりますが、
実は日本の会社員の給料はどんどん減っています。
特に最近は非正規雇用者の数が増えたことで、
年収300万円以下で生活している方が一気に増加してしまっています。
労働は長くなるのに、賃金はどんどんと減っていく。。。
これからの日本では、会社に依存し続けている限り、
社畜の人生をおくってしまう可能性はどんどん高まってしまいます。
そのため、こうした状況の中で、
将来のために備える行動をしているかどうかで
今後の人生は大きく変わってきます。
今現在、僕はこうした将来を見据えて行動をしたい
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