
毎月の給料がなかなか上がっていかない現代。
周りの同世代のサラリーマンは
どれくらい年収を貰っているのでしょうか。
今回は30代の平均年収の中央値を見ていきましょう。
30代前半サラリーマンの平均年収は438万円って本当!?
こちらは30代男性サラリーマンの平均年収の
年別推移を表したグラフです。
30代前半男性だと15年ほど前が513万円で、
現在は75万円減の438万円。
また、30代後半男性だと15年ほど前が589万円で、
現在は90万円減の499万円となっています。
15年前と比べて年収が年間で90万円も減っているということは、
月の手取りが8万円ほど減っているということですね。
なので、毎月昔よりも8万円の節約をしないと
生活が出来なくなっているということです。
ただ、そうはいっても30代前半男性が438万円というのは
少し値が大きく感じる人も多いかもしれませんね。
この平均年収の値は給与所得者の平均値を表しているので、
平均から大きく上に外れている高所得者によって
かなり上に引っ張られている値になります。
例えば、年収300万円の人が7人いて、
そこに年収2000万円の人が1人はいると
平均年収は (300×7+2000)÷8=512.5万円ということで、
かなり感覚値とは離れたものになってしまいます。
実際に年収の分布を表しているグラフを見てみましょう。
このように実際には300万円台のボリュームが一番多いです。
なので、平均年収自体は計算上400万円台ですが、
実際のボリュームが多い中央値は300万円台になります。
特に最近では、所得格差がどんどん増しており、
年収300万円以下の割合が4割を超えてきています。
国民全体の4割が300万円以下で生活しているということで、
平均年収の400万円というのとはかなりかけ離れていますね。
数字としては平均年収は400万円台ですが、
実際には200万円台で生活している人が多いということです。
これまで見てきたグラフからも分かるように、
平均年収は目に見えて右肩下がりになっている一方で、
低所得者の割合が年々増え続けていくようになります。
では、この傾向は今後どのように変わっていくと
予想されるのでしょうか。
今後、どのようになっていくのか
先ほどのグラフ見ると分かるように、
サラリーマンの平均年収は右肩下がりになっています。
ここ数年は横ばいになっているものの、
これはリーマンショックの時に大きく落ち込みすぎた分の
補正があるだけで全体の流れとしては
下がっていることには変わりありません。
そして、これからの日本の経済を考えると、
長期的に見た時に景気が上向きになることは考えづらく、
さらに右肩下がりになっていくと予想されます。
ブラック企業の問題が大きく取りざたされるように、
年収は減っていくのに、労働時間だけが増えていく、
そういった会社が今後さらに増加の一途をたどると考えられます。
そうした中で、会社にだけ依存しきっている状態を続けていると、
今後、辛い目にあっていくことが目に見えています。
今現在、僕はそういった社会の先を見すえて
行動を起こしたい人向けのメルマガを配信しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
☆受講者10,000人超☆ 東大生の無料メール講座 ~会社に依存しない方法~
